担当ホストのサポート役として卓につく「ヘルプホスト」。
場の空気を明るくしたり、担当が席を外している間も盛り上げてくれたりと、一般的には“快適に遊べる空間づくり”のために配置される存在です。

しかし、ホストクラブの遊び方は人それぞれ。
中には、

  • 「担当と2人きりでゆっくり話したい」

  • 「ヘルプと話が合わない…」

  • 「気を遣って疲れてしまう」

  • 「飲ませすぎてくるのが苦手」

という理由で、ヘルプがいないほうが楽しめるという方も実は少なくありません。

そこで今回の記事では、

  • ヘルプホストは断っていいのか?

  • 断ったことで痛客認定されるのか?

  • シーン別の上手な対処法

などを、ホストクラブ経験者の視点も交えながら詳しく解説します。


ヘルプホストがいらないときは断れる?

 

結論から言うと、ヘルプホストは断ってOKです。

多くのホストクラブでは、入店時に内勤スタッフや担当に対して「今日はヘルプなしで」と伝えるだけで、問題なく対応してもらえます。

■ヘルプホストの本来の役割

ヘルプホストは、担当がよりスムーズに接客できるようにサポートする役割を持っています。具体的には、

  • 卓の盛り上げ

  • 空気づくり

  • 担当が離席中の繋ぎ

  • ドリンク管理

  • ボトルを入れたときの盛り上げ要員

などがあります。

もちろん、“盛り上げがうまい・空気が読める”ヘルプに当たれば楽しく過ごせますが、逆に相性が合わない場合にはストレスになることも。

■ヘルプが不要と感じる理由の例

実際、お客様の声としても、

  • 会話に割り込まれて疲れる

  • 騒がしくてゆっくり担当と話せない

  • お金を使わせようと必死なのが嫌

  • 毎回同じ人が来ると気まずい

  • 飲ませ要求がしつこい

といった悩みは珍しくありません。
たとえ理由が“なんとなく苦手”でも、それは立派な理由です。

■伝え方はシンプルでOK

ヘルプを断りたい場合は、入店時に内勤に、

「今日はヘルプなしでお願いします」

と伝えるだけで大丈夫です。

わざわざ理由を説明する必要もありませんし、断ること自体は失礼ではありません。
むしろホスト側も「担当と2人で話したいんだな」と受け止めてくれることがほとんどです。


ヘルプホストを断ると痛客認定される?

 

「ヘルプを断ったら嫌われるのでは…?」
「痛客と思われて担当に迷惑がかかるのでは…?」

と不安な方も多いと思いますが、痛客扱いにはなりません

■ヘルプを断ると「オンリー」になるだけ

ホストクラブには「オンリー」という言い方があり、
これは “担当以外のホストが付かない状態” を指します。

オンリーは普通に存在する遊び方で、珍しいものではありません。

  • 担当と2人きりで過ごしたい

  • 落ち着いた時間を過ごしたい

  • 無駄な飲みを減らしたい

といった理由でオンリーを選ぶ女の子は多く、ホスト側も理解しています。

■担当が不在の時間は暇になる可能性がある

オンリーにした場合、担当が席を外しても他のホストは来ません。
そのため、

  • 手持ち無沙汰になる

  • 店の空気に取り残されて孤立することもある

というデメリットもあります。

ただし、これを気にせず担当に集中したい人にとっては大きなプラスです。

■痛客とは「お店に迷惑をかける行動」

痛客と呼ばれるのは、

  • 無理なボトル要求

  • 無銭飲食

  • ホストへの暴言

  • 店内での問題行為

など、お店の運営に支障をきたすケース。

ヘルプを断るのは迷惑行為に全く該当しないため、
痛客扱いされることはありません。

大阪 ホスト


【シーン別】ヘルプホストへの対応

ヘルプが苦手でも、現場ではどう伝えればいいのか迷う方が多いと思います。
ここでは、特にありがちな2つのシーン別に対応方法を解説します。


① ヘルプホストにお酒を飲ませたくない場合

 

ホストクラブでは、ヘルプが飲んだお酒もすべてお客様の会計に含まれます。

そのため、

  • 飲み放題・ハウスボトルならまだしも

  • 高額ボトルまでヘルプに飲ませたくない

と思うのは自然なことです。

■飲ませる(飲ませない)は完全にお客様の自由

ホストから「飲んでいいですか?」と言われても、
無理に飲ませる必要はありません。

むしろ、普通のホストならお客様の負担を理解しているため、
断っても不機嫌になることはありません。

■柔らかい断り方の例

  • 「今日は控えめでいきたいので大丈夫です」

  • 「担当だけでお願いします」

  • 「予算があるのでヘルプさんは飲まなくて大丈夫です」

この程度で十分です。

■次回から完全にヘルプを外したい場合

次の来店時に内勤へ、

「今日は担当さんと2人で過ごしたいので、ヘルプはなしで」

と伝えれば、飲ませ問題も自然と解決します。


② ヘルプホストが言い寄ってきた場合

 

ホストクラブには「永久指名制度」があります。
一度担当を決めたら変更できないため、

担当のいるお客様へ言い寄る行為はホスト側の重大なルール違反

にあたります。

■ヘルプからのアプローチはNG

もしヘルプホストが、

  • 連絡先を聞いてくる

  • 好意を匂わせてくる

  • 外で会おうと言ってくる

といった態度を取る場合、
それは店ルールに明確に反しています。

■お客様側も乗ると「爆弾行為」扱いに

ホストクラブでは、担当以外のホストと連絡を取ったり会ったりすると、「爆弾」と呼ばれる行為になります。

爆弾行為をすると、

  • ホスト側 → ペナルティ

  • お客様 → 出禁やペナルティの可能性

と双方に大きなダメージがあります。

■対処法としては「乗らない」だけでOK

変に喧嘩を売る必要はありません。

  • 流しておく

  • 担当に軽く相談する

  • 店に報告する

などで十分です。


ヘルプホストとの距離感で疲れやすい人の特徴

 

ヘルプが苦手な方には、以下のような傾向があります。

  • 初対面で気を遣いすぎる

  • 大勢の会話が苦手

  • 担当に集中していたい

  • 深い話がしたいタイプ

  • 無駄な出費が嫌

いずれも悪いことではなく、むしろ自然な感覚です。
ホストクラブは“楽しむ場所”なので、自分が心地いい形で遊んでOKなんです。


ヘルプを断るメリット・デメリット

 

最後に、ヘルプ無しで遊ぶ場合の特徴をまとめます。

■メリット

  • 担当と濃い時間が過ごせる

  • ゆっくり話せる

  • 無駄な飲みを減らせる

  • 気疲れしづらい

■デメリット

  • 店全体のテンションが高い日は浮きやすい

  • 担当が離席すると暇

  • 担当のパフォーマンスに依存しやすい

このバランスを理解して、自分のペースで遊ぶのが一番です。

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まとめ

ヘルプホストが苦手・いらないと感じるのは、決して珍しいことではありません。
担当との時間を大切にしたいなら、素直に断ってOKです。

ホストクラブは“お客様が楽しむ場所”なので、
無理にヘルプに合わせる必要はありません。

もし現在のお店に不満がある場合や、
もっと自分に合った担当を見つけたい場合は、
新しいお店を探してみるのも一つの選択肢です。


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