ホストクラブは一体いつから始まったのか知らない方が多いのではないでしょうか。
現代では、どんどん増え続けているホストクラブですが、その歴史を詳しく調べました。
ホストが今の形になるまで紹介していますので是非ご覧ください。
ホストクラブの昔と今を比べてみると面白い発見があるかもしれません。
ホストクラブの原点
1965年の東京駅八重洲口前にできたお店「ナイト東京」がホストクラブのはじまりです。
その当時、流行っていた社交ダンスがあって、お金と時間に余裕があった富裕層主婦が、旦那が忙しく自宅にいないため、一緒に社交ダンスを踊ってくれる相手を求めた場所、ダンスホールが原点になっています。
このときの収入には保証給がなく、チップや指名料、ヘルプからのバックのみだったのでホストとして続けられたのは少数の人でした。
ホストクラブを時系列で紹介
現在のホストクラブの形になったのは、約50年前の1971年「クラブ愛」によってできました。
ホストの髪型はオールバックで、マダムに好まれるスタイルで接客していました。
ホストの90年代
90年代になってから客層が変わっていき、20代〜30代の若い女性もホストクラブ に足を運ぶようになりました。
その頃のホストは茶髪に髪を立てたセット「スジ盛り」と、ビジュアル系スタイルが
多くいました。
1999年から「シャンパンコール」が行われるようになります。
ホストの2000年代
2000年代に入り、ホストがテレビに登場する空前のホストブームが到来します。
また、ホストをモデルとした雑誌も出版され社会的に認知度が上がり、世間一般の昼職の女性もこの頃からホストクラブへ行きはじめました。
特にテレビで注目を浴びたのが大阪ミナミで活躍する「西の十座」VS歌舞伎町の「東の陽生」の売り上げバトルでした。
勝負の結果、十座が大逆転勝利をし、大阪ミナミのホストの実力を世に広めることになります。
ホストの2010年代
色恋営業のスタイルが減っていき、友達のような感覚で飲んだり、女性社長が接待や商談のためにホストクラブを利用したりとホストの接客が変化してきました。
一部のホストは本や時事ニュースをチェックし勉強して、人気を勝ち取っています。
ホストの現在
現在では第三次ホストブームとなる「ネオホスト」と呼ばれる、「ホストっぽくない、オシャレでイケメンな男」というコンセプトのホストが増えています。
従来のホストのルールにとらわれず、スーツではなく私服で接客します。
また、ホストはお酒を飲んでなんぼのイメージでしたが、ネオホストは無理にお酒を飲みません。
中には全く飲めないホストもいて、ソフトドリンクで乾杯するスタイルも取り入れています。
ホストクラブはどんどん進化している
今後は時代の変化に対応できるホストクラブが生き残っていき、長くお店を続けられるのではないでしょうか。
大阪ミナミの老舗ホストクラブの中には、今も店舗拡大しているところがあります。
大阪ミナミのホストクラブの特徴は、芸人顔負けの面白いトークでノリ良く盛り上げてくれることです。
いつの時代もやっぱりお笑いは求められるので、大阪ミナミのホストクラブは一味違った楽しみ方が今後も期待できそうです。
まとめ
ホストクラブとは元々、富裕層の主婦が社交ダンスをするために通っていた「ナイト東京」というダンスホールがはじまりでした。
昔は保証給がなかったのに対し、今のホストクラブは、かなり待遇が良く良心的で働きやすい環境になっています。
ホストの接客スタイルも色恋営業が減少していき、クリーンな接客が浸透しています。
敷居が高かったホストクラブのイメージも、時代と共に気軽に遊びに行けるようになったので、今後もホストクラブは身近に楽しめる最高のエンターテイメントとなっていくでしょう。